【ブログ限定】昔の話をする前に
- 2022.02.05
- 読み物

ぐるぐる回す
目の前で乾燥機が回っている。
ぐるぐる、グルグル、少し止まって、反対回りへ。残り時間の表示が、チカ、と切り替わって、数字が1ずつ減っていく。
コインランドリーが好きだ。というか洗濯をすること自体結構好きだ、ということに気がついたのは、高校を卒業して一人暮らしを始めてしばらくたった頃だった。
高校生の3年間はこれまで生きてきた中でも濃い時間を過ごしたという感覚があって、今でも思い出せることはかなり多い。出会った大人、先生、先輩、後輩、今でも連絡を取る仲間、他人になったクラスメイト。教室、学校という小さな箱の中で過ごした時間。
取るに足らない日常を何年も時間が経った今でも大事にしていたり、引きずっていたりするから、ただの日常も馬鹿にならない。
そんな日常を形にするために普段からエッセイ漫画なんてものを描いているわけだけれど、今度は過去に遡って、高校の頃の日常を漫画にしてみることにした。
(実際の体験をもとにしたフィクションです)
ストックはいくらかできて、さああとは、投稿日を決めて投稿サイクルも一応決めて、じゃあ投稿用の表紙を描くか、と思ったところで、ふと思う。
あ、タイトルがないな。
タイトルがないと何かと不便だし、名前は何かあった方がいいよね、どうしよう、何にしようかな、とうんうん悩んで考えていたのだけれど、これがなかなか思い浮かばない。段々煮詰まってきてしまって、とりあえず書き出してみたら整理できるかな、と思って今、これを書いています。コインランドリーで洗濯物の乾燥を待っている間に。
(元々ブログで読み物のような投稿もしようかと思っていたから、今回はその一発目。)
いやしかし、浮かばない、タイトル。ぐるぐる回る乾燥機を眺めながら、思考も一緒にぐるぐる回す。
ぐるぐる、グルグル…
今回のテーマが今の所「いつかどこかにあったかもしれない日常」という感じだからそんな大層なタイトルにしようなんて気はない。でも、自分にとって大事な時間を借りるからには、納得したものにして出したい。
ぐるぐる、グルグル…
実はもうとっくに家に帰ってきてこたつに入っている。
今日はもうダメそうです。こたつは暖かいし、お夕飯を食べてお腹はいっぱいだし、眠たくなってきた。タイトルはまた明日考えることにします。
僕が描くのはただの日常で、おそらく誰も気づいていなかったり、自分一人しか覚えていなかったりするようなこともあって、でもそういうものを僕は大事にしてきたし今も大事にしているので、新しく描いていくものも、そういう気持ちが少しでも伝わればいいなと、思う。
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